気付き

2017/ 06/ 29
                 
トラックドライバーという仕事柄、私はとにかく色々な会社、倉庫、工場などを訪れる。最近になって、世の中にはパッと見ではわからない障害者が大勢いることに気付いた。

ある日、「あそこのリフトマンは誘導しても無視してガンガン来るから気をつけろよ...挨拶しても無視だし、とにかく何を言っても無視する変な奴だからヤベェぞ!」...なんて忠告を同業者たちから受けた。

数日後にその倉庫を訪れたところ、そのリフトマンに指示を出している人が、やけにオーバーアクションで、そして面と向かって話していたのだ。普通はそこでリフトマンが聴覚障害者だと気付くべきだが、彼は時々、健常者のように話すためにトラブルになる。

彼は説明する私の唇を見せてさえいれば、お願いした通り、正確にリフトを操作してくれる。その後、トラックの仲間たちにラインで事情を伝えて以来、そのリフトマンとトラックドライバーの関係は素晴らしいものになった。

私たちのような「下層」のレッテルを貼られている職種にはコミュニケーションを上手く取れない人が目立つが、実は重篤なハンディを持つ者が多いのかもしれない。ちょっとした気付きと思いやりがあれば、ここは天国に変わる。
                 

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