溜息

2017/ 07/ 08
                 
昨日、いつものコンビニで女性客の横を通り過ぎたとき、深く大きな溜息をかけられた。決して私が彼女に溜息を故意にかけられるような振る舞いをしたわけではない。とりあえず息の臭いは無かったので、少しは救われた。誰もが吸って、吐く空気ではあるけれども、使用後すぐの空気をかけられるのは気分が悪いものだ。彼女は無意識に自分の中にある悪いものを他人に与える行為で楽になろうとしていた。考えすぎだと言う人がほとんどだろう。しかし私は何らかの関係性を結ばれた時点で、瞬時に相手の心の中に入ってしまうのだ。高給取りの配偶者と、それなりの責任を持たされた自分の仕事、そして可愛い2人の子供にも恵まれた理想的な家庭を手にしながら、ご主人や会社、ご近所付き合いにうんざりしている。要するに、自分の選択を後悔しているんだな。まぁ、そんな人は多い。いずれは今の幸せに感謝できなかった過去の自分に後悔するだろう。失った後に物事の大切さを知るステージがまだまだ続くが、そんな体験ですら、贈り物だったなと、感謝する日が来る。
                 

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