何気ない日常

2017/ 07/ 22
                 
トラックドライバーという仕事柄、車の電装品をいつでもその場で修理できるよう、工具や部品の類を持ち歩いているのだが、交換はしたけれども、まだ使える配線やヒューズ、電源取り出しのソケットやコンセントなどの部品がどんどん溜まってくるので、たまに整理して部屋の押入に仕舞う。で、掃除中にそれを見つけた女房が、「なんでこんなゴミをとってあるの?...ショートしたら怖いから捨ててよ」...と騒ぐ。ごちゃごちゃと電線や金属端子が入ったカゴは確かに見栄えの良いものではないが、どこからも電気を流していないものが何故ショートするという思考になるのかが理解できない。そのように説明しても、「線に電気が残ってるかもしれないじゃん!」と宣う。まぁ、帯電していない物質や生き物など存在しないかもしれないが、百歩譲っても私のゴミには火花を散らす能力はない。それでも一緒に暮らす人の恐怖は取り除かなければならないので、渋々片付ける土曜日の朝。小さな軋轢の連続が、結婚生活を二十五年も継続させている。

今更?と言われそうだが、昨日やっとキンドルをインストールした。これまで頑なに紙の本、それも文庫本に拘って買い続けてきた私にも、とうとう時代の波が押し寄せてきたのかもしれない。とりあえず、アマゾンのサイトで無料の本を見つけてダウンロードしてみた。ほんの十分くらいで読み終えてしまうものだったが、明るい画面に浮かぶ縦書きの黒い文字は、想像を絶する読みやすさだった。脳の慣れの問題かもしれないが、日本語を読む速度は横書きより縦書きの方が速い。これはハマるかもしれない。まさにスマートホン。いくら大型のトラックに乗っているとはいえ、アメリカのトラックに比べたら運転席もベッドも頗る狭いので、紙の本は文庫本サイズを超えると収納ボックスに収まらない。何日も家に帰らない生活をしていたときはキャビンの中が古紙回収業者か?ってくらいの本で溢れた。今後は心を入れ替えて、電子書籍を選ぼうと思う。新刊でも紙より安く売られているものが多いし、私の格安スマホでさえ何千冊分ものデーターが入るらしい。いつでもタップするだけで読めるし、何故今まで使わなかったのかと思う。ただ、油断すると本を買いすぎるかもしれない。視力の低下には気をつけたい。

今日は早朝から百二十四kmほど走って帰ってきたのだが、「昨日、配達し忘れた荷物を運ぶから仕事させて!...時間外も休日手当もいらないから!」と会社に断りを入れ、七時前に配達を終わらせ、郊外にあるお気に入りの野菜直売所まで足を伸ばした。二軒の店を周り、今朝収穫された新鮮な野菜と果物を山盛り購入。週末はいつも仕事中に買い物を済ませることにしている。私が買ってくる野菜は、近所のスーパーマーケットや都心のデパ地下以上のクオリティがありながら価格が半分。親戚縁者にも頼まれるので、時には一メートル四方のパレット一枚に山盛りになることもある。最近は自家用のフォークリフトを買おうかなと思うほどだ。そんな、何気ないけれども、豊かな日常に感謝。
                 

コメント

        

Unknown
足跡ペタッ
Re:Unknown
thanx( ´∀`)/~♪